🐻‍❄️ライトくんの新生活にエールを

環境に慣れようとがんばるライトくんの姿

札幌市・円山動物園に鹿児島からやってきたホッキョクグマ「ライト」くん(11歳・雄)は、今年4月から公開が始まりました。
慣れない岩場や草の地面に戸惑い、最初の公開日はわずか15分で非公開エリアに戻ってしまったそうです。
その後、足をけがして検査も行われましたが神経の異常ではなく、指の間に切り傷があることが判明。
少しずつ展示エリアでの滞在時間を延ばしながら、飼育員さんたちは環境に慣れてもらう工夫を続けています。

ライトくんが過ごす「ホッキョクグマ館」には芝や土、岩などがあり冬には積雪も。本来の生息地に近い環境が再現されています。
これまでコンクリートの上で過ごしてきたライトくんにとっては、すべてが初めての体験。
飼育員の中田さんや五島さんは、エサの配置にも工夫を凝らし、好奇心を刺激して少しでも楽しく過ごしてもらえるようにとサポートを続けています。

今後は、円山動物園生まれのホッキョクグマ「リラ」ちゃん(10歳・雌)との繁殖計画も視野に入れて、一日交替での公開を目指しているとのこと。
来春には同居も計画されていて、慎重に見守りながら進めていくそうです。

ライトくんのがんばりに胸があたたかくなりました

記事を読んで、ライトくんが知らない場所でがんばっている姿に胸がきゅっとしました。
のんびりとした性格で、人にもなついていたというライトくん。
南九州の鹿児島から、北海道の円山へ。環境の変化はとても大きかったはず。
少しずつ外の世界に慣れていく姿に、応援したくなる気持ちがあふれます。

冬にはライトくんがこれまでに見たことのない雪景色が広がる円山動物園。その時、どんな表情を見せてくれるのか想像するだけでワクワクします。
新しい毎日が、少しでもライトくんにとって心地よいものでありますように。

ライトくんのこれからを見守り隊

環境に戸惑いながらも、一歩ずつ前に進んでいるライトくん。
その姿は私たちにも「ゆっくりでも大丈夫」と教えてくれているようです。
ライトくんが雪と出会う日も楽しみに待ちたいですね。

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